さくらVPSのCentos7が起動しなくなった。。。

さくらVPSのCentos7が、YUMでカーネルアップデート後にカーネルパニックでブートローダーから読めなくなった。

実は、OSがカーネルパニックで起動しなくなったのは2回目なので、、、、今回は作業メモを残すことにした。3回目に備えて。。。

完全に作業メモなので、気が向いたら綺麗に書くかも。。。

①CentOSのISOからレスキューモードで起動させる。

さくらVPSのコントロールパネル

→OSインストール

→カスタムOSインストール

→CentOS7を選択

→内容を確認するを押す

→インストールを実行するを押す

※バックアップを取ってから作業してね 的なメッセージがでるが無視。。。

→準備ができるとVNCコンソールを開くボタンが表示される。

ここからVNCコンソールの作業

トラブルシューティングを選択

→レスキューを選択

→ISOからOSが起動する。

→既存のHDDをマウントするか聞かれるので、Continueを選択

→何度かOKを押す

→シェルが表示される。

chroot /mnt/systemimage

②1つ前のカーネルで起動させる。

下記のサイトを参考に実施。

http://ayufishing.blog.fc2.com/blog-entry-12.html

※このサーバのCentOS7は、6からのアップデートなのでGRUBで起動する。

vi /etc/grub.conf


default=0

↓

default=1

③再起動させる

exit

reboot

④再起動後、特に問題が無ければYUMでアップデートされる前のカーネルで起動する。

が、今回はサービス起動中に固まってしまって起動できず。。。

⑤シングルユーザで起動

下記のサイトを参考に実施

http://infrakeise.blog92.fc2.com/blog-entry-151.html

GRUBの画面で、何かキーを押す

→起動選択画面で、1つ前のカーネルにカーソルを動かし、「e」を押す

→kernel始まる行にカーソルを動かし「e」を押す

→最後尾にスペースを入れて「single」と入力し、エンターを押す。

→1つ前の画面に戻るので、「b」を押す。

→HDDからCentOSがシングルユーザモードで起動する。

→途中でRootパスワードを入れるように言われるので、入力するとRootでログインができる。

⑥シングルユーザモードでSSHを起動して、外部にデータを救出

シングルユーザモード(ランレベル1)では、NetworkとSSHが起動していないので手動起動。

下記のサイトで、シングルユーザでもSSHが起動できると書いてあったので、試したら本当に起動した。

http://qiita.com/hilotech/items/4d830347085ca27e3ba1

下記のコマンドで、NetworkサービスとSSHDを起動させる。 bash systemctl start network systemctl start sshd

→もし、SSHでRootログインを禁止している場合は、

vi /etc/ssh/sshd_conf

root〜 yes にする

→あとは、通常のSSHの接続と同じで使えるので、SFTPでファイルを外部に送ってやればOK.